- 日本の子どもを助ける活動をしている団体に寄付をしたい
- 寄付はしてみたいけど、少しでもお得になる団体に寄付してみたい
そんな方の寄付におすすめなのが、認定NPO法人カタリバです。
認定NPO法人カタリバは、日本の10代の子どもたちへ、親や学校以外の社会との繋がりや学びを提供している団体です。
またカタリバは、新型コロナウイルス感染拡大による学校休校が2020年3月2日から行われた際、3月4日から、カタリバオンラインというオンラインの教育支援をスタートさせました。
こちらを利用されて、カタリバを知った方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、
- カタリバってどのような活動をしているの?
- カタリバの評判はいいの?
- カタリバにはどのように寄付をしたらいいの?
などの疑問を解決していきます。
おすすめNPO
ワールド・ビジョン | 4.2 ・月4,500円〜 ・1人の子どもを継続して支援 ・手紙で支援する子どもと交流ができる ・寄付金控除の対象団体 ▶︎公式サイトはこちら |
カタリバとは?
基本情報
名称 | 認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ) |
設立 | 2001年11月1日 設立 2006年9月21日 法人格取得 |
役員 | 代表理事 今村久美 常務理事・事務局長 鶴賀康久 理事 岡本拓也、酒井穣、中原淳、山内幸治 監事 久保田克彦、中山龍太郎 |
職員数 | 139名(2021年4月現在) |
寄付 | 1,000円〜 |
カタリバが生まれたきっかけ
岐阜県・飛騨高山で高校時代までを過ごした今村は、「自分もこんな大学生になりたい!」と強く思える先輩に出会ったことがきっかけで、受験に向き合い志望校に合格。東京での自由で憧れの先輩たちに囲まれた大学生活を心から楽しんでいました。
しかし、成人式で帰省した時に久しぶりに会った友人たちは「大学なんてつまらない」「刺激がない」「毎日がヒマ」と口を揃えて言います。
「私と友人たちとは、一体何が違ってしまったのだろうか…?」そう思い悩むことになった彼女が至ったのは、「同じバックグラウンドを持っていても、たまたま出会う家庭環境や教育機会によって、価値観が違ってしまう」という考えでした。
「こんな大人になりたい」という憧れや目標を持てるか否かで、描き出せる未来のイメージさえも違ってしまう・・・どうすれば、機会や環境の差を解消できるのか?その答えの1つとして、三箇山優花とともに2001年にNPOカタリバを設立。高校への出張授業カタリ場プログラムをスタートしました。
公式ページより引用
怪しい?カタリバの評判は?
カタリバの評判
膨大なネット広告費がかかっているのを見ると、もっとしっかりとした支援ができるんじゃないかと思ってしまいます。
インターネット広告で「寄付」というキーワードを高額で買っているのはいいのですが、他の社会貢献団体の検索結果にも出てくる広告出稿もやめたほうがいいと思います。
Google Mapより引用
HPに財務、会計報告あり。平均給与450万を130人も入れば人件費だけで6億くらいかかるのは当然。
教育は機械では出来ないので妥当な金額。重箱の隅を突けば何かしら無駄はあるだろうが人が運営しているもので完璧は不可能。
真っ当な活動団体だと思われる。
Google Mapより引用
カタリバは怪しい団体ではない
カタリバは、
- 公式ページに収支報告書の掲載がある
- 認定NPO法人を取得している
- スポーツ選手や歌手、企業からの寄付もある
ということから、怪しい団体ではないと言えます。
また、「広告や人件費にお金をかけて、もっと活動費に充ててほしい」という口コミを認めました。
これは、カタリバに限らず、寄付を集めている団体にこのような口コミを認めることがあります。
ですが、広告費や人件費は、たくさんの人に活動を知ってもらって寄付金を集め、活動を継続させていくために必要なものです。
カタリバの活動内容
カタリバ公式ページより引用
オンライン不登校支援プログラム
臨床心理士や社会福祉士などの資格を持つコーディネーターと呼ばれる人たちが、オンラインで子どもや親を支援します。
出張授業カタリ場
出張授業カタリ場は、高校生を対象とした約2時間ほどの出張授業です。
体育館のような広いスペースで、高校生200〜300人が参加し、グループワークを行ったりします。
- 高校生たちが進路のどういったところに悩んでいるか?自分の好きなこと、嫌いなこと、などの自己理解を深める。
- ボランティアの大学生が、大学生活で打ち込んでいること、夢、高校生活での失敗談、後悔していること、などを語ります。それを聞いた高校生たちが、「なりたい自分像」を見つける。
- 大学生の話から見つけた、「自分が何に興味を持っているか」「どんな人に憧れたか」という感情を行動に繋げるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込む。
という流れで進めていきます。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、対面での授業は停止していますが、オンラインでさまざまなテーマの授業を行っています。
- 話したいけど話せない「性」のこと
- ゆとり世代の文科官僚
- 未来の学校のつくりかた
- 経営者たちの自粛サバイバル
- コロナ時代の教育論
- コロナ時代の教育論② 部活動のゆくえ
オンラインでは、高校生だけでなく、大学生や社会人などさまざまな年代や職種の人が興味を持つような内容が行われています。
全国高校生マイプロジェクト
マイプロジェクトは、身の回りの課題や関心をテーマにプロジェクトを立ち上げ、実行することを通して学ぶ、 探究型学習プログラムです。
大切にしているのは、小さくても実際に起こす「アクション」と、プロジェクトに対する「主体性」です。
不確かな時代だからこそ、高校時代に正解のない問題に向き合い探究することで、 未来への創造力が育まれます。
未来の学びを日本全国の高校生に届けるというコンセプトのもと、マイプロジェクトを広げる活動を行っています。
公式ページより引用
高校生たちがプロジェクトを実行するにあたり大切になるのが、プロジェクトのアドバイスができ、協力者を紹介できる大人の存在です。
カタリバは、学校の先生や地域の団体、行政の方など、「教育関係者向け勉強会」などによってつなぎ、高校生の活躍の場を支えるための環境づくりに励んでいます。
また、このプロジェクトを全国の高校生が集まって発表する「マイプロジェクトアワード」という取り組みも行っています。
その他の活動
- みんなのルールメイキングプロジェクト
- キッカケプログラム
- アダチベース
- 文京区青少年プラザb-lab
- 大槌臨学舎
- 双葉みらいラボ
- ふたば未来学園高校支援
- おんせんキャンパス
- 川崎ワカモノ未来PROJECT
- 災害時子ども支援「sonaeru」
- 外国ルーツの高校生思念プロジェクト
など、東京都だけでなく、東日本大震災の被災地や地方など全国で活動しています。
カタリバへの寄付の方法
毎月の寄付(カタリバサポーター)
クレジットカードの種類 | |
口座振替 | 各種銀行口座(ゆうちょ銀行含む) |
寄付金額 | 1,000円/月〜 |
今回の寄付
クレジットカードの種類 | |
寄付金額 | 1,000円〜 |
その他の寄付
古本を寄付
読まなくなった本や聴かなくなったCDなどを寄付することで、日本レスキュー協会に寄付ができます。
それが、株式会社バリューブックスが運営するチャリボンです。
チャリボンに本を寄付すると、その本が売れた金額が、自分が指定した団体に寄付されます。
本の集荷も自宅に取りに来てくれるため、本を持っていく手間もありません。
ソフトバンクの携帯電話で寄付
ソフトバンクのiPhoneやスマートフォンを利用していると、携帯電話の利用料金を支払うときに寄付をすることができます。
546団体の中から自分が支援したい団体を選び、以下の手段で行われます。
毎月の寄付 | 100円/月 500円/月 1,000円/月 3,000円/月 5,000円/月 10,000円/月 |
今回の寄付 | 100円 500円 1,000円 3,000円 5,000円 10,000円 |
Tポイント寄付 | Tポイント寄付の場合は 1~10,000ポイント |
Yahoo!ネット募金
Yahoo!ネット募金とは、Yahoo!JAPANが運営する、支援したい活動やさまざまな団体を一度に調べて寄付できるサイトです。
クレジットカードで100円〜、Tポイントを1ポイントから寄付をすることができます。
ただし、Yahoo!ネット募金からの寄付だと領収書は発行されず、寄附金控除の対象とはなりません。
買い物で寄付
gooddo(グッドゥ)のサイトを経由して、楽天で買い物すると購入額×0.5%〜を侍学園に寄付することができます。
ファッションアイテムを寄付
FASHION CHARITY PROJECT(FCP)という、NPO等の活動資金集めをお手伝いするサイトからファッションアイテムを寄付することができます。
- 使わなくなったファッションアイテムを寄付する
- 寄付されたアイテムを購入する
という方法で支援することができます。
毎月の寄付の停止方法
公式ページ内の退会お手続きフォームから、手続きをすることができます。
カタリバは寄付金控除の対象?
カタリバは認定NPO法人のため、寄付金控除の対象となります。
寄付金控除を受けるためには、確定申告をするため、領収書が必要になります。
領収書は再発行できないため、寄付をした翌年の1月下旬に届く、領収書をなくさずにとっておくようにして下さい。
寄付以外の支援方法
ボランティアに参加する
アダチベース
子どもたちが利用する自習室での学習サポートや、食卓を共に囲んだり、一緒に他愛ない話をしたり、ボードゲームやカードゲームをしたりすることで、子どもが安心できる環境をつくる、といった活動をします。
- 福祉や心理に興味がある人
- 教員になる前に経験を積みたい人
- 失敗を自分の糧にして成長できる人
- 子どもの成長を第一に考えながら、自分も成長したいと思える人
b-lab
- 中高生の居心地の良い場所を作り出したい
- 日常の中で中高生にきっかけを届けたい
- 中高生と対話を通して想いを引き出したい
- 中高生の「やってみたい」を応援したい
- 学校以外、教科以外の教育に携わってみたい
- プロジェクト型学習の実践に興味がある
- 今の中高生の現状を深く知りたい
- 地域と連携することに興味がある
- 中高生と共に自分も成長したい
東京マラソンのチャリティランナー
カタリバは、東京マラソンのチャリティに5回選ばれています。
- 自身がチャリティランナーとして走って応援する
- 家族や友人など、マラソン好きな方にチャリティランナーをすすめる
- 社員参加型の社会貢献の一環で、会社として応援する
などの方法でカタリバの支援をすることができます。
カタリバへ寄付してみよう
カタリバは、日本の子どもたちの不登校、貧困、学習支援、学生主体のイベントの支援など、さまざまな悩みやイベントに関わっています。
日本全国で活動しているカタリバの援助をしてみませんか?