寄付や募金をするとき、インターネットで検索すると、さまざまな団体があがってきます。たくさんの団体があって、どこに寄付しようか、迷ってしまいますよね。
また、みなさんは誰かの役に立って欲しい、という思いで寄付をされてると思います。きちんと活動していて、その内容が分かるような団体に寄付したいですよね。
こちらの記事では、ユニセフがどのような活動をしているか、さまざまな寄付の方法について解説します。
ユニセフとは?
基本情報
名称 | 公益財団法人 日本ユニセフ協会 |
設立 | 1946年12月11日 |
役員 | 会長 赤松 良子 副会長 高須 幸雄 専務理事 早水 研 業務執行理事 理事 大谷 美紀子 弁護士 理事 廣野 良吉 成蹊大学名誉教授 理事 別所 文雄 日本医療科学大学教授 理事 山本 和 元ユニセフ本部財務局長 監事 新井 ちとせ 日本生活協同組合連合会副会長 監事 松本 香 公認会計士 |
寄付 | 毎月の寄付:500円から可能(クレジットカード) |
ユニセフが生まれたきっかけ
1946年12月11日、子どもたちのための国連機関としてユニセフが誕生しました。
当時、第二次世界大戦の影響をうけた国々では、多くの子どもたちが、家族を失い、家を焼かれて町をさまよっていました。
そうした子どもたちに人道的支援を届けるための組織として、第1回国連総会でユニセフの設立が採択されました。
ユニセフは信用できる?評判まとめ
ユニセフの良い評判
30代男性 評価:
ボーナスの一部を寄付しました。さまざまな寄付団体がありますが、ユニセフは知名度もあり、寄付の使い道もきちんと記載されているので、安心して寄付できました。
私一人の寄付できる金額は少しですが、それでも誰かの助けになるのであれば、これからも可能な限り続けていきたいです。
40代女性 評価:
毎月1,000円、クレジットカードで3年間寄付しました。
定期的に送られてくる会報誌から、世界の現状報告や課題に目を通すことで、さまざまなことを知ることができました。ただ寄付をするのではなく、学ぶことができるのだと感じました。
20代女性 評価:
寄付されたお金の流れなどを、きちんと情報を明記してくれているので、自分のお金が子供たちなどのワクチンや恵まれない人の支援になっている事が強く感じとれて、キチンとした団体で安心して寄付できると感じました。
50代男性 評価:
世界中に影響がありグローバルで有名な組織だという理解です。駅前で募金されているような団体に寄付しても本当に困った人のところに行くか分からないので、有名で確実の困った方のところに届く団体であり不正な搾取はないという印象です。
私は部活動の一貫として行ったのですが、ユニセフについてや、募金したお金を受け取る国の状態について、マラリアについてなど、多くの事を学ぶ事ができました。
今、私達は娯楽のために使えるほど沢山のお金を持っていますが、
ほんのちょっとのお金だけで命が救われる人、ほんのちょっとのお金が無い事で命を失う人もいるのだということをしっかりと認識し、
そういう人を少しでも減らすよう努力することが私達の義務なのだと感じました
Google Mapより一部引用
マンスリーサポーターです。僅かにお力添えになれましたらと活動を続けさせて戴いています。
Google Mapより引用
ユニセフの悪い評判
20代女性 評価:
募金のお金がユニセフに務めている人の給料になっていると知り不信感がありました。
きちんと調べていくうちに務めている人たちが、どれほど大変で素晴らしい活動をしており、子どもたちの幸せのために活動を行っているか知りました。
ユニセフって立派なところに立派な建物で構えているんだな。
Google Mapより引用
この建物と土地の購入費用を寄付にまわせたらどれだけの人が幸せになれるのかな。
- 寄付金がユニセフ職員の給料になっているのが不満
- 書類や特典の送料を寄付にあててほしい
- ユニセフの建物の維持代や土地代を寄付にあててほしい
といった、運営に対する不満を認めました。
日本ユニセフ協会に集められた寄付金の83%が、ユニセフ本部に拠出されています。
人件費や施設管理費は、寄付金の2%と、寄付金の8割以上が支援に使われていることが分かります。
日本ユニセフ協会の建物は、品川駅より徒歩7分の場所にあります。ユニセフハウスといい、展示を見ることもできます。
ユニセフハウスでは、世界の子どもたちの状況や、ユニセフの歴史や活動を知ることができます。
ユニセフが行っている活動
ユニセフは、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、さまざまな活動を行っています。
世界のすべての子どもの命を守り、健やかな成長を支え、明るい未来をつくるために、約190の国と地域で活動しています。
公式ページより引用
ユニセフは子どもの命と健康を守ることをそのミッションとして活動しており、幅広い支援活動を行っています。
ユニセフの展開する主要な活動の一つが、募金活動や啓発・アドボカシー(政策提言)活動です。
子どもの権利に関する課題への理解を広げ、子どもの権利の実現に向けて取り組んでいます。
- 子供の生存と成長のためのワクチン接種
- 教育を受けられる環境づくり
- 学用品などの支給
- 水と衛生環境を整えるため、井戸やトイレの設置や手洗いなどの教育
などにも取り組んでいます。
そのユニセフの活動を支える募金活動においては、様々な募金方法が用意されています。
誰でも気軽に寄付してもらえるような対応を取っています。
例えば、海外旅行で使った外貨をコインや紙幣のまま募金できるプログラムなどもあります。
他にも、ウォーキングイベントの参加費が募金になるという「ユニセフ・ラブウォーク」などのイベントで寄付活動を行っていていることも特徴です。
ユニセフのマンスリーサポートは、いくらから寄付できる?
ユニセフのマンスリーサポートは、500円から寄付することができます。
最初に申し込みをする際に、毎月の寄付金額を自由に設定することができるため、無理なく続けることができます。
クレジットカード |
|
口座振替 |
|
寄付金額 |
|
その他の寄付
1回の寄付
クレジットカード |
|
ゆうちょ銀行から送金 |
|
インターネットバンキング |
|
その他の支援
ユニセフ支援ギフト
途上国の子どもたちに、以下のような支援物資をプレゼントする寄付です。
- 浄水剤
- 手洗い石けん
- 経口補水塩
- 栄養治療食
- ワクチン・スペシャル・セット(ポリオ、麻疹、破傷風)
- 抗マラリア薬
- テント
- 毛布 など
外貨を寄付
外国コインや紙幣を寄付できる仕組みがあります。
Tポイントを寄付する
Tポイントは、TSUTAYAや提携しているお店で使用することができますが、実は募金に充てることもできます。
1ポイント=1円で、1ポイントから寄付をすることができます。
ポイントを寄付
クレジットカード会社のポイントを寄付 |
|
その他 |
|
ユニセフは寄付金控除の対象?
ユニセフは寄付金控除の対象となります。
寄付金控除を受けるためには、確定申告をするため、領収書が必要になります。
領収書は再発行できないため、寄付をした翌年の1月に領収書をなくさずにとっておくようにして下さい。
ユニセフに寄付してみよう
世界では貧困、環境破壊、紛争など様々な問題を抱え、困っている人がいます。
- 助けたいけれど、なにをしたらよいかわからないという方
- 寄付をするにも、どこの団体を選べばいいか分からないという方
そのような気持ちがあり信頼できる募金先を探している方へ、日本ユニセフ協会は大きな団体なので安心感がある団体だと思います。