ユニセフの募金箱ってどこにあるの?
募金箱で集められたお金はどのように使われるんだろう?
この2つの疑問を解決するために、この記事では、ユニセフ募金箱の設置場所から寄付金の使い道、さらにはユニセフという団体がどのような活動を行い、その信頼性についてまで、詳しく解説していきます。
ユニセフ募金箱はどこに設置されている?
ユニセフの募金箱は、日本全国に広く設置されています。具体的には、あらゆる公共施設、商業施設、学校、飲食店、企業、イベント会場など、人々が日常的に訪れる様々な場所で見つけることができます。
主に入口やレジカウンターのような目立つ場所に設置されており、気軽に寄付をすることができます。
コンビニ | ポプラ、生活彩家 |
ファミレス・カフェ | ロイヤルホスト(一部地域除く) カウボーイ家族 シズラー シェーキーズ 花の木 ロイヤルガーデンカフェ ザサードカフェ ピンクベリー カフェクロワッサン ステーキのどん フォルクス しゃぶしゃぶどん亭 ドン・イタリアーノ |
100円ショップ | ダイソー&アオヤマ 100 YEN PLAZA |
その他 | リッチモンドホテル ライトオン、コメリ ユタカファーマシー |
外貨の募金箱
さらに、一部の国際空港や新聞社、JTBグループなどでは、外貨を寄付するためのユニセフ募金箱も設置されています。
募金した後のお金の流れ
ユニセフ募金箱に募金した後のお金の流れは、以下のようになります。
- 募金箱に寄せられた募金は、日本ユニセフ協会に集められます。
- 日本ユニセフ協会は、集められた募金をニューヨークにあるユニセフ本部に送金します。
- ユニセフ本部は、各国の子どもたちの状況を調査し、現地事務所にお金を送ります。
- 現地事務所は、予算を立ててプロジェクトを作成し、支援活動を行います。
- 支援活動には、その国の政府や団体、地元のボランティアなどが協力します。
2020年年次報告書によると、ユニセフは、募金によって集めたお金の約9割を支援活動に、残りの約1割を管理運営費などに使っています。
ユニセフ募金の使い道は?
ユニセフへの募金は、世界190以上の国と地域で子供たちの生活改善に向けたさまざまなプロジェクトに使われます。
具体的には以下の5つの分野に対する活動が主な使い道となります。
- 教育
ユニセフはすべての子どもが質の高い教育を受けられることを目指しています。特に、学校に通えない子どもたちのために、学校建設や教育材料の提供、教師研修などを行っています。 - 保健
子どもたちが健康的に成長できるよう、ワクチン接種、母子保健サービス、感染症対策などの保健活動を実施しています。 - 栄養
栄養不足の子どもたちに対して、栄養補助食品の提供や母親への栄養教育を行っています。これにより、子どもたちが健康的な成長を遂げられるよう支援しています。 - 水道・衛生
ユニセフは、給水所の設置やトイレ建設、衛生教育などを通じて、子どもたちが安全な水と衛生環境を利用できるよう助けています。 - 保護
ユニセフは、暴力や虐待、差別、戦争などから子どもたちを守るための活動を展開しています。これには、子どもの権利の啓発活動や、被災地や紛争地域での保護活動などが含まれます。
これらの活動は全て、ユニセフへの募金によって可能になっています。一人一人の小さな寄付が集まり、世界中の子どもたちの命と未来を守る大きな力となっています。
ユニセフはどんな団体?信頼できる?
ユニセフ(United Nations Children’s Fund)は、1946年に設立された国連の専門機関の一つであり、世界中の子どもたちの権利を守ることを使命としています。
ユニセフの活動は、190以上の国や地域で行われ、特に困難な状況に置かれた子どもたちの生活改善に取り組んでいます。
ユニセフの活動は、教育、栄養、保健、水道・衛生、子どもの保護といった幅広い分野にわたっています。また、紛争や災害による緊急事態に対しても迅速に対応し、子どもたちの命を救うための援助を行っています。
信頼性については、ユニセフはその透明性の高さから、多くの評価を受けています。
募金の使い道は日本ユニセフ協会の公式サイトに公開され、その約9割が具体的な支援活動に使われています。
また、ユニセフの活動結果も公開されています。これにより、寄付者は自身の寄付がどのように使われ、どのように効果を発揮しているかを確認することができます。
ユニセフは、その活動と組織の透明性から世界中で高い評価を得ている非営利団体です。
多くの企業や政府、個人から信頼を寄せられ、持続的な支援を受けています。その活動は、数多くの子どもたちの命を救い、未来を切り開いています。
その他ユニセフの寄付や募金の方法
ユニセフに募金するためには
- 毎月の寄付(ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム)
- 1回の募金
があります。
毎月の寄付(ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム)
クレジットカードをお手元に準備していたら、申し込みは3分程度で終わります。
まずは、申込ボタン「1日33円から寄付する」をクリックします。
プルダウンメニューでは以下の金額を選択できます。
- 1,000 / 毎月
- 2,000円 / 毎月
- 3,000円 / 毎月
- 5,000円 / 毎月
- 7,000円 / 毎月
- 10,000円 / 毎月
- 20,000円 / 毎月
ですが寄付額は自由に設定することができ、500円 / 毎月から寄付することができます。
- クレジットカード
- 口座振替
のいずれかから選択します。使用できるカードや銀行の種類は、以下の通りです。
クレジットカード | VISA MasterCard JCB ダイナースクラブ AMERICAN EXPRESS DC UFJ UC NICOS JAL CARD SAISON CARD イオン OMC Cedyna TS3 楽天カード |
口座振替 | 三井住友銀行 みずほ銀行 三菱UFJ銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 信用金庫 ゆうちょ銀行 地方銀行 など多数 |
口座振替だと、外部サイトに飛んで入力する内容も多くなりますので、クレジットカードでの支払いを選択することを推奨します。
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- Eメールアドレス
を入力し、次の画面に移ります。
口座振替を選択した場合、金融機関を選択、入力をしていきます。
Eメールでの案内も、グッズも「希望しない」を選択することができます。
この画面が表示されたら、申し込み完了です。こちらの画面をスクロールすると、以下のような画面が出ます。
オンライン登録をすると、連絡先の情報が保存され、変更の手続きが簡単になるので、このまま入力してみましょう。(公式ページからいつでも登録できるので、そのまま終了しても構いません。)
ユニセフ募金(1回の募金)
支払い方法 | クレジットカード インターネットバンキング Amazon Pay 携帯キャリア決済(au/docomo/ソフトバンク) コンビニ支払い |
寄付金額 | 500円〜 |
ユニセフに寄付してみよう
ユニセフへの寄付は、世界の子どもたちの未来をより良いものに変える一つの手段です。
貧困に立ち向かい、子どもたちに食事を提供したり、教育の機会を提供したりする役割は、その一例です。
こうした取り組みはすべて、子どもたちが自身の可能性を最大限に発揮し、より明るい未来を築くためのステップとなっています。
寄付の方法は、募金箱だけでなく、毎月の定期的な寄付や一度だけの寄付などもあります。
ぜひ、一緒に世界の子どもたちの未来を明るくするために、ユニセフに寄付してみましょう。