ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーシップで寄付をしている人ってどんな人?
毎月4,500円って高い気がするけど、どんな気持ちで始めたんだろう?
キフシル編集長のさゆりです!
このような疑問にお答えするために、チャイルド・スポンサーシップに寄付をしている人たちにお話を聞いてみました。
今回は、寄付が特別な人だけがするものではない、とお話ししてくださった、ひかりさんです。
自己紹介
まず、自己紹介をお願いします。
ひかりです。当時28歳で、夫と姑と3人で暮らしていました。
2年間、チャイルド・スポンサーシップを行っていました。
今までの寄付経験は?
チャイルド・スポンサーシップを始める前に、寄付をされた経験はありますか?
チャイルド・スポンサーシップを始める前は、特に寄付はしていません。
ですが現在は、年に一度あしなが育英会に寄付をしています。
交通事故や災害で親を亡くした子どもたちが、夢をあきらめることなく生きていけるように微力ながら寄付をしています。
夫が交通遺児なので同じ境遇で頑張っている子どもたちを応援したいと思いました。
チャイルド・スポンサーシップを始めた理由
では、ワールド・ビジョンを知ったきっかけや、チャイルド・スポンサーシップを始めようと思った理由を教えて下さい。
テレビCMで、ワールド・ビジョンのことを知りました。
結婚して数年経っても子供が出来ないことを、周囲からいろいろ言われてかなり悩んでいました。
そんな時に偶然見たテレビ番組で、和田アキ子さんがご夫婦でワールド・ビジョンのスポンサーをされていることを知りました。
自分の子どもにこだわらなくても、この世の中に成長を見守れる子どもが居ればよいのでは、と思い寄付をしてみようと思いました。
月に4,500円くらいなら自分の自由になるお金から出せるので、家族には相談せずに1人で始めました。
確かに、芸能人が寄付されているのは、テレビやSNSで見かけることはありますね。
ワールド・ビジョンの公式ページによると、現在は
⚫︎酒井 美紀さん(女優)
⚫︎ジュディ・オングさん(歌手・女優・木版画家)
⚫︎東尾 理子さん(ゴルファー)
⚫︎前澤友作さん
などがチャイルド・スポンサーシップを行っていると公表しています。
芸能人のチャイルド・スポンサーシップの口コミは、こちらの記事をご参照下さい。
初めてチャイルドの写真を見た時の感想
ひかりさんが支援していたチャイルドのこと、初めてチャイルドの写真を見たときの感想を教えて下さい。
チャイルドは、ホンジュラスの3歳の女の子でした。
両親と妹の4人家族だそうです。
大きな目がくりくりとしていて可愛いらしい女の子でした。
写真で見た感じでは栄養状態はそれほど悪くなさそうでしたが、写真を撮られることに慣れていないせいなのか、笑顔を見せずに少し不安そうな表情を浮かべていました。
チャイルドから手紙をもらった時の気持ち
では、チャイルドから初めて手紙をもらったときの気持ちをお聞かせ下さい。
ワールド・ビジョンから何回か成長報告を受け取りました。
私が支援していたチャイルドは3歳と幼かったので絵が添えられていました。
活動の対象になる子どもの年齢は何歳くらいなのかわかりませんが、もう少し大きい子なら手紙が送られてくるのかもしれません。
そうですね、チャイルドが幼い場合は、絵手紙や家族の代筆が多いと聞きます。
チャイルドが大きくにつれ、自分で書いた手紙が送られてきて、成長を感じることができて嬉しい、という声もよく聞きます。
チャイルド・スポンサーシップの支援を終えたときの感想
チャイルド・スポンサーシップを終えた理由を教えて下さい。
自分の事情が変わったので、チャイルド・スポンサーシップを終了しました。
次に、支援終了時のワールド・ビジョンスタッフの対応はどのような感じでしたか?
メールで連絡しましたが、引き止められることはなく、すんなりとやめられました。
では、チャイルド・スポンサーシップを終えたときの感想を教えて下さい。
ワールド・ビジョンから定期的に成長報告が届くのみで、支援しているチャイルドと交流できる機会はなく、自分が思っていたようにはチャイルドと関わりが持てないのを残念に思いました。
この点はサポートを始める前に支援のスタイルについて、私がきちんと理解できていなかったのが原因です。
始める前の説明で、もし自分が途中でスポンサーをやめても別のスポンサーにサポートが引き継がれるシステムで、チャイルドの生活には支障がないと聞いていたので2年で終了することにしました。
ワールド・ビジョンは年に2回程度、チャイルドが住んでいる現地に訪問するというツアーは行っています。
(2023年現在、新型コロナウイルスの影響で行っていません)
ですが、自分が支援するチャイルドの住んでいる地域を指定することはできないため、直接チャイルドと定期的な交流は難しいと言えますね。
>>ワールド・ビジョンの解約方法は、こちらの記事でも説明しています。
チャイルド・スポンサーシップで寄付の印象は変わった?
チャイルド・スポンサーシップを始める前の、寄付の印象はどのようなものでしたか?
ワールド・ビジョンで支援活動を始めるまでは寄付の経験がそれほどありませんでした。
寄付は余裕のある人がするもので自分には関係ないというイメージでしたし、寄付は善意の気持ちでするものだと考えていました。
チャイルド・スポンサーシップを始めてからは、いかがですか?
自分がチャイルド・スポンサーシップに参加してみて、寄付は特別な人だけがするものではないと思いました。
支援する側になれたことで、自分のおかれている環境への感謝が生まれました。
必ずしも100%善意の気持ちでなくても寄付を受ける側が有効に使えば良いと思います。
寄付をすることで
- 寄付は特別なものではないと感じることができ
- ネガティブに捉えていた自分の環境に感謝が生まれた
- 「寄付は善意の気持ちでしないと」などと気負わず「団体が有効に使ってくれれば良い」という気持ちで寄付をする
ワールド・ビジョンの印象は?
チャイルド・スポンサーシップを始める前は、ワールド・ビジョンにどのような印象を持っていましたか?
ワールド・ビジョンは1人でも多くの子供が幸せに成長できるためになくてはならないと思います。
とても良いことをされている団体なので、ワールド・ビジョンの活動をもっとたくさんの方に関心を持ってもらえたらと思います。
チャイルド・スポンサーシップで寄付を始めてから、ワールド・ビジョンの印象は変わりましたか?
ワールド・ビジョンの印象は利用後も変わりません。
活動費用も必要なので4,500円の寄付では私が望んだような交流はサポートできなくても仕方ないです。
私は支援を続けられなかったけれど、ワールド・ビジョンの活動によってたくさんの子どもが救われたと思います。
これからチャイルド・スポンサーシップを始める方へメッセージ
最後に、これからチャイルド・スポンサーシップを始めるかた、始めようか迷っている方にメッセージをお願いします。
毎月寄付をするのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、ご自身が本当に続けられない時は代わりのスポンサーに支援が引き継がれるので子どもは守られます。
チャイルド・スポンサーシップはご自分の出来る範囲で支援することが可能です。
チャイルド・スポンサーシップを初めてみよう
以上、ひかりさんのお話でした。
ひかりさんのお話をまとめると
- 寄付を始めたことで、寄付は特別なものではないと感じることができた
- ネガティブに捉えていた自分の環境に感謝が生まれた
- 「寄付は善意の気持ちでしないと」などと気負わず「団体が有効に使ってくれれば良い」という気持ちで寄付をする
ということが分かりました。
チャイルド・スポンサーシップでチャイルドの支援ができるのはもちろんのこと、普段できな経験をすることで、心の豊かさも得ることができます。
あなたも、チャイルド・スポンサーシップで一歩踏み出して、寄付を初めてみましょう。