ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーシップで寄付をしている人ってどんな人?
毎月4,500円って高い気がするけど、どんな気持ちで始めたんだろう?
キフシル編集長のさゆりです!
このような疑問にお答えするために、チャイルド・スポンサーシップに寄付をしている人たちにお話を聞いてみました。
今回は、自分を変えよう!と決意してチャイルド・スポンサーシップを始めた、なおきさんです。
自己紹介
まず、自己紹介をお願いします
なおきです。6年前にチャイルド・スポンサーシップをしていた当時、26歳でした。
父、母、妹の家族4人で暮らしていました。
今までの寄付経験は?
20代のときにチャイルド・スポンサーシップをされていたんですね。
それまで、寄付をされた経験はありますか?
いえ、時にありませんでした。
チャイルド・スポンサーシップを始めた理由
初めての寄付が、チャイルド・スポンサーシップだったんですね。
では、ワールド・ビジョンを知ったきっかけや、チャイルド・スポンサーシップを始めようと思った理由を教えて下さい。
当時、自分が恋愛や仕事で上手くいかず、何にもやる気が起きずに塞ぎ込んでしまって鬱病になりかていまいた。
周りのことが見えずに、自分が1番不幸だと勘違いしていた日々を送っていたある日、ウェブサイトでチャイルド・スポンサーの記事を見つけました。
小さな子どもたちが、自分よりも辛い境遇で、毎日必死に生きることを頑張っている。
その現状を見て、今の自分の悩みなどちっぽけに感じて、前を向くことができました。
自分もこの子たちの力になれることが、きっとあるはずだと思いすぐに申し込みを決めました。
初めてチャイルドの写真を見た時の感想
なおきさんが支援していたチャイルドのこと、初めてチャイルドの写真を見たときの感想を教えて下さい。
私が支援していたチャイルドは、コンゴ民主共和国の5歳の男の子でした。
もしかしたら、初めて向けられるカメラなのかな?
着ている服も、この撮影のために綺麗な物を用意したのかな?
など、チャイルドの思いを想像しながら写真を見たら、涙が浮かびました。
同情とかではなく、純粋にこの子の支援をしていきたいと思いました。
チャイルドから手紙をもらった時の気持ち
では、チャイルドから初めて手紙をもらったときの気持ちをお聞かせ下さい。
チャイルドは、一度もあったことはないですし、言ってみればただの他人の子どもです。
でも、遠くにいても温かい気持ちのつながりを感じました。
大袈裟ではなく自分の子どものように思いました。
国の情勢もあり、日々を送るのが精一杯だとは思いますが、笑顔をみるとこちらも嬉しく思いました。
チャイルド・スポンサーシップの支援を終えたときの感想
なおきさんは、ご自身でチャイルド・スポンサーシップでの支援を終了したとお聞きしてます。
その理由や、チャイルド・スポンサーシップを終えたときの感想を教えて下さい。
支援を終えたのは望んでいた結果ではなく、私自身が交通事故にあって、重傷を負い入院生活を余儀なくされてしまったからです。
仕事復帰までの収入の目処が立たずに自分の生活にも不安があり、支援をすることが難しいと判断して終了を決意しました。
大きくなるまでチャイルドを温かく見守っていきたいと思い、チャイルド・スポンサーシップを始めました。
なので、このような形で終えてしまったことは、今思い返してもとても辛く、後悔や裏切ってしまったような気持ちがあります。
とても忘れることはできません。
予想外の形で、チャイルド・スポンサーシップを終了したのは、とても辛い経験でしたね。
ですが、ご自身の生活や体調回復が一番大切なので、支援中止の判断をされたのは正解だと思います。
次に、支援終了時の、ワールド・ビジョンスタッフの対応はどのような感じでしたか?
私は、支援終了は電話で受け付けてもらいました。
スタッフの対応はとても丁寧で、引き止められるなどもなく、むしろ「今までご支援本当にありがとうございました」と温かい言葉を頂きました。
- チャイルド・スポンサーシップの支援終了には勇気がいる
- だが、寄付は無理に続けるものではないので、負担に感じるようになったら、支援は中止したほうが良い
- 支援終了の際、引き止められることはない
>>ワールド・ビジョンの解約方法は、こちらの記事でも説明しています。
チャイルド・スポンサーシップで寄付の印象は変わった?
チャイルド・スポンサーシップを始める前の、寄付の印象はどのようなものでしたか?
正直最初は、寄付を集める団体に対して、お金はどこへ使われているのか、と疑問に思ったり、
何人の子どもたちが支援や物資を受け取ることができているのだろう、と疑う気持ちもあったりしました。
そんな中で知ったチャイルド・スポンサーシップにも初めは不信感がありました。
それでも自分のその時の境遇を打破したい感情から、半信半疑で申し込みを決めました。
チャイルド・スポンサーシップを始めてからは、いかがですか?
いざチャイルドに手紙を送ったり成長記録が届いたりすると、変な言い方ですが、自分に遠くの国に家族ができた、そんな感覚になりました。
お金を払うことでつながりができたという意味ではありませんが、チャイルド・スポンサーシップを始めてから、温かい気持ちになることが多くなりました。
私も、自分に子どもはいませんが、チャイルドの写真や手紙を見て、温かい気持ちになりました。
子どもがいたらこんな感覚になるのかな、と思ったので、その感覚は分かります。
ワールド・ビジョンの印象は?
チャイルド・スポンサーシップを始める前は、ワールド・ビジョンにどのような印象を持っていましたか?
式ページにはいろいろ書いてありますが、実際どうなんだろうと不安な部分はありました。
チャイルド・スポンサーシップで寄付を始めてから、ワールド・ビジョンの印象は変わりましたか?
開始後には、その不信感は取り除かれました。
ワールド・ビジョンは、普段なかなか経験することのできないことを、スタッフ一丸となって経験させてくれました。
チャイルドを支援しているスタッフだけでなく、チャイルドの写真を撮る、その写真を私たちに送る、現地語の手紙を英訳する、その英訳を日本語訳してくれる。
そんなスタッフさんたちの活動があるからこそ、チャイルドとのつながりや温かい気持ちを感じることができました。
支援する側にもお金じゃ買えないものをくれる、とても素晴らしい団体だと感じました。
これからチャイルド・スポンサーシップを始める方へメッセージ
最後に、これからチャイルド・スポンサーシップを始めるかた、始めようか迷っている方にメッセージをお願いします。
毎月の寄付金額が4,500円〜と、決して安い金額ではありません。
ですがそのお金で、辛い境遇にある子どもたちを助けられるんだと、自分がいかに恵まれている環境で生活を送れているかを、改めて見直すことができます。
チャイルド・スポンサーシップを始めることで、自分の価値観そのものに変化をつけられる素晴らしいきっかけになると思います。
チャイルド・スポンサーシップで、温かい気持ちで満たされる
以上、なおきさんのお話でした。
なおきさんの話をまとめると
- チャイルドからの手紙や成長報告は、自分とチャイルドのつながりを強めてくれる
- チャイルド・スポンサーシップの支援終了には勇気がいる
- チャイルド・スポンサーシップで、チャイルドとのつながりや温かさなど、お金で買えない価値がある
ということが分かりました。
自分が一番不幸だと塞ぎ込んでしまってから、チャイルドを家族のように思う。
チャイルド・スポンサーシップを初めてからのなおきさんの変化は大きいと思います。
チャイルドの写真は、チャイルド・スポンサーシップを始めた最初の段階でもらえますが、手紙は届くまでに時間がかかります。
チャイルドとのつながりや温かい気持ちを少しでも早く味わうために、今からチャイルド・スポンサーシップを初めてみましょう。
\あなたも温かい気持ちで満たされよう/